今、私が存在している、この場所に+1

はじめに

この記事はDevLOVE Advent Calendar 2013 「現場」の14日目の記事になります。 昨日は"メイド長"の愛称でおなじみの、めいどのようなもの こと 大和さんの「自分の中にある現場という場面」でした。

自己紹介

はじめまして。なつなな こと やまもとです。あまりこちらでは本名を名乗る事がないのですが今回だけ特別に。
私は小さな会社ではありますがSIerに所属しており、日々あちこちのお客様先で常駐勤務させていただいております。
主にWebシステム開発に携わっています。言語的にはphpJavaScriptあたりが多いかな。
最近は本当にブログを書かなくなってしまい、ほぼ1年ぶりに書いている気がします。上手く文章が書けるといいのだけど。

私にとっての現場とは

一言で「現場」とは言っても、やっぱり見る視点によって変わってくると思う。
私という個人で見た場合は私が居る今この場所が「現場」だし、私の所属している会社単位で見た場合は所属している社員さんが常駐しているお客様先が「現場」。私が日々お世話になっているお客様から見た場合だと、開発チームが居るところが「現場」かもしれないし、開発部の様なところが「現場」かもしれない。
今回は、最初の私という個人の視点でお話ししたいと思います。

今、私が存在している、この場所に+1

さて、どの視点で話をするかが決まったところでタイトルを「今、私が存在している、この場所に+1」と決めました。
そんな大げさな・・・って思うかな。でもね、何かを行ってほしい(この場合だと概ね人手が足りないので、開発を助けてほしい)から、私達が呼ばれてここに存在するわけじゃない?

呼ばれたからには要望はきちんと満たしたい。欲張りなので、さらに+1もしたいのが私。
「その為には何ができるのだろう?」そんな事を思いながら日々お客様先に赴いていきます。
今までの経験から得たものや、勉強会で学んだもの等の使えそうなカードをこれでもかというぐらいにポケットや鞄、頭の中に詰め込んで。行った先では問題が山積みかもしれない。そんなに問題もなく順風満帆なところかもしれない。
でも「もうちょっとこうやったらいいのになー」と思う事がどんなお客様先であっても大小問わずそれなりにあると感じています。
だからといって、どんなお客様先でもいきなり「もっとよいやり方があるのです!」と思っても劇的に変えていく事はとても難しくて、大体の場合が目には見えない大きな壁に阻まれます。
そりゃそうだ。仕事ではなくても、いきなりやって来た見ず知らずの人にあれこれ言われたらたまったもんじゃないのはみんな同じだよね。

一般的によくあるのは「劇的な変化」ではなくて、「小さな変化をこつこつとしていった結果良くなっていったよね」という方だと、私は認識している。それに解決方法も一つではなく、その企業やチームによって文化や力量も違ってくるので一概に「◯◯をやれば何でも解決よ!」なんて言う事は残念ながら存在しない。*1

なので、その場の状況を目を見開いて良く見て、足りていないものは何で、本当に困っている事はなんであるのかを見てから、今、私にできる事はなんであるか?という事を決めて、それとなく何かを変えてみています。
アドバイスや提案をする事もありますが、最近はとにかく自分でやってみせて、興味を持ってもらったりする事が多いかな。

そうやって、少しずついい方向に変化しながら、お客様先での要望を満たしていく。
変化というものは目に見える成果ではないかもしれないけれども、最初に求められた要望に+1。

なので、私にとっての「現場」とは「今、私が存在している、この場所に+1」するところかな。うん。

では、現状ではどうなのよ?

って、偉そうな事を言っていますが、私の今は(も?)課題の山積みというのが現状。そんな感じで、まだまだなところが沢山あるので、日々精進せねばという感じだったりしています。まあ、それでもあきらめずに、ひとつ、またひとつとこつこつ頑張っていけたらなーっと思っています。

「山のようにある洗濯物も、ひとつ、またひとつとたたんでいけばいずれは全て片付いていくのよ」

そんな誰かの言葉を思い出しながら。

次の現場へ

次の現場はshiracoさんのところです。DevLOVE現場甲子園2013 - DevLOVE | Doorkeeperではかなりの人が集まったセッションを行っていた気がしています。どんな現場か楽しみです!

*1:余談ですが、今回のAdvent Calendarでもすえなみさんつつひさんのエントリーを読みながら、やっぱりそうよねーと思ったり。