すくすくスクラム 〜スクラム・ロールプレイング〜に参加しました

10/13に行われた、第34回すくすくスクラムスクラム・ロールプレイング〜に参加して参りました。

■募集ページ
http://kokucheese.com/event/index/56300/

勉強会の概要

今回はとあるストーリーにそって、プロジェクトを通してscrumを学びました。
ざっくりとした内容については以下の通り。

■ストーリー
君たちはとりあえず「何か」を作るという名目で集められたメンバーだ。
今回は2チームに分かれて「町」を作るプロジェクトを行う
※ちなみに、社長は今回の主催者である@ebackyさん

■プロジェクト(今日一日)の流れ
・scrumについての勉強をする
 →各PJで勉強をした成果を発表(scrumについての説明)
・scrumチームを作る
 →役割(PO、SM、チームメンバー)を決める
・社長の話を元にプロジェクトを開始
 →ビジョンや元となる計画をたてる
 →立てた計画やビジョンを元に実際に町づくり
 ・計画(工数)
 ・実装(さいころ振り&実際に組み立て)
 ・レビュー(ユーザーのsergeyさんからの指摘)
(予定では14spだったけど、実際は8spぐらい?)

■成果物
成果物については以下の通り

所感

とにかく、時間が短かった。最初に出てきた単語がこれでした。
ただ、実際の業務を進めている場合はそういう事は多々あると思う。
もっと時間があれば!という言い訳じみた事はあまり考えずに、今回の所感を書いてみます。

■scrumについて
scrumの概要はざっくり理解していたものの、細かい部分で理解できていなかったり
ど忘れしていたりとで、特に後者に関しては穴に入りたい気分だった。
(そのようなはめになる事はなかったのがある意味幸い。)
ただ、今回改めて確認した事で前よりも理解できたと思う。

■きちんと計画を意識した行動ができていなかった
模擬PJではチームメンバーとして参加したのですが、私自身が上手く回れたかどうかが疑問。
特に、最後は自分的にはやりたい放題だったのではないか(今思えばですが)とも少し思っています。
ものは最終的にはまずまずの所まではできたと個人的には思っていますが、最初のコンセプトや計画からみるとどうなのだろう?と思いました。
この辺りは他の方の感想も聞いてみたいところです。

■「作る」事に注力しすぎてしまった。
迫る時間の事もあり、話を聞くよりも「作る」事に力が入りすぎていいました。
都度、ユーザーレビューが入っていた為、希望から大きく逸脱したものが出来上がる事はなかったと思っていますが、最初にユーザーの話をもっと聞いていればもう少しユーザの好みのものが、手戻り少なく作れたのだろうなと感じました。
この辺りは会の最後の方にあったsergeyさんのお話の中でもあったので、今後気をつけていきたいところです。

■短い時間で焦って実装
3分で6人が「さいころを振る→ブロック選定→組み立て」の流れを順番に行った為、本当に時間がなかったです。
その為、やる事がそこまで明確ではなかったときはどう実装すべきなのか?という部分で時間が取れずに大変な事になってしまっていた部分もありました。

一日間をおいてから考えてみたのですが、個人的には全て一人で行うよりも、都度ベアを組んで行った方が効率がいい感じがしました。
【メリット】
・ぞろ目回避
・現場で考える(組み立てる)時間は二人分以上
【デメリット】
・取得できるブロック数が半減(2回振れるところが1回しか振れないため)

やる事(使用するブロックの選定、組み立てる具体的な内容等)が決まっているのであれば一人で行った方がメリットが大きいかもしれないですが
そうでない場合は二人で行った方がじっくり考えることができる、独りよがりにならずにすみそうであるという点では良かったかもしれません。

謝辞

会場提供をしてくださいましたvoyage group様、この会を企画、主催してくださいましたすくすくスクラム様(今回は@ebackyさん)また、特別ゲストとしていらしてくださいましたsergeyさん、本当にありがとうございました。